きっと、色々な不安や考えが頭の中を駆け巡るでしょう。
大学生カップルであれば、結婚はおろか、卒業もしていないという状態。
「在学中に子どもを産んだ」という人はかなり珍しく、誰かに相談するのも難しいと思います。
とはいえ、「妊娠した」現実を受け入れることができなければ、前に進むことはできません。
そこで今回は「大学生カップルが妊娠したら」をテーマに
について徹底解説していきます。
妊娠しているのは彼女の方であり、不安な気持ちは計り知れません。
妊娠した彼女をできるだけ不安にさせないためにも、ぜひ一緒に最後まで読んでください!
大学生カップルが妊娠した時の彼女の心理
大学生の彼女が妊娠したら、驚きと不安な気持ちが同時に襲ってくると思います。
しかし、妊娠している彼女は、あなたよりもっと「不安な気持ち」が大きいことでしょう。
男性はそんな彼女の気持ちを理解し、側でしっかり支えてあげることが大切。
ここからは、彼女の気持ちをきちんと理解するために「大学生カップルが妊娠した時の彼女の心理」を5つ紹介していきます。
【心理①】これからの将来が不安
妊娠した時に必ず考えてしまうのが「これからの将来」について。
まだ大学生であれば、
などの気持ちを抱えているでしょう。
妊娠したことによって、今まで思い描いていた「理想の将来」とは異なる将来を考えなければなりません。
妊娠は突然のことなので、きっと彼女は頭が追いつかず、漠然と将来に対して不安な気持ちになっているでしょう。
【心理②】彼氏がどう考えているかわからない
2つ目の心理は「彼氏がどう考えているかわからない」です。
妊娠がわかった時「彼氏にどう伝えよう」と悩んでしまう女性も少なくありません。
など、彼氏の考えがわからない状態では、不安な気持ちもより大きくなってしまいます。
彼女から妊娠していることを伝えられたら、気が動転してしまうかもしれません。
しかし、できるだけ「自分に対しての不安」を取り除けるよう、こまめに連絡をとったり、できるだけ側にいることを心がけましょう。
【心理③】頭が真っ白になってしまっている
妊娠していることが発覚し、その驚きと不安から「頭が真っ白になってしまっている」という人もいます。
「小さい頃から夢に向かって努力してきた」という大学生は、子どもができれば、夢の実現が難しくなってしまい、気持ちの整理ができていないかもしれません。
また、妊娠中は体調の変化もあるので、体調が悪くて何かを考えている余裕がなくなってしまうことも。
妊娠したら、きちんと話し合わなければいけないことがたくさんありますが、彼女が「考えることができる状態か」を男性がしっかり考えてあげるようにしてください。
【心理④】親から認めてもらえるか
現実的に考えると、大学生カップルに子どもができた場合、親からの援助がないと生活が厳しい可能性が高いです。
そのため、子どもを育てていく上で、お互いの両親からきちんと認めてもらう必要があります。
妊娠した彼女もそのことは理解できていると思いますので「親から認めてもらえるか」不安な気持ちになっているでしょう。
もちろん、彼女と彼女の両親の関係性にもよりますが、親は大学生の娘が妊娠するとは予想していないでしょうから、彼女は両親に話すことをためらってしまうかもしれません。
しかし、妊娠したということを、きちんと早めに相談することで、解決できることもたくさんあります。
認めてもらえるのか不安なのはわかりますが、これからの事を考え、彼女と一緒に話し合いにいくようにしましょう。
【心理⑤】この子を産みたいという気持ち
「女性はお腹の中に子どもがいる時から母親になる」という言葉があるように、妊娠がわかった時から、
と決意している女性は多いです。
また、大学生カップルが子育てをすることは、たくさんの問題と直面することがわかった上で「この子を産みたい」と考えているのは「大好きなあなたとの子ども」だから。
そのため、不安な気持ちがありつつも「大好きなあなたとの子どもを育てる楽しみ」を選んでくれた彼女に対し「産まないでほしい」をいう言葉は絶対に口にしてはいけません。
妊娠中は不安定な気持ちになりやすい人も多いので、無神経な言葉で傷つけることはしないようにしてください。
大学生の彼女が妊娠したら取るべき行動10選
大学生の彼女から妊娠したことを伝えられた時、男性側も何をしたらいいのか全くわからず、ただ不安な気持ちが押し寄せてくると思います。
もちろん、突然のことで驚きとともに困惑してしまう男性も多いと思いますが、彼女が不安な気持ちになっている状況では、一度落ち着いて冷静になることが大切。
ここからは「大学生の彼女が妊娠したら取るべき行動」を10個紹介するので「どうしたらいいのか全くわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
①彼女の話をきちんと聞く
妊娠を伝えられた後、まずやるべきことは「彼女の話をきちんと聞く」こと。
そして、彼女の話を聞いた上で「自分の気持ち」もきちんと伝えられるようにしましょう。
など、今の気持ちや将来についてを整理した上で、話し合いをすることが大切。
ここでは、決して相手の気持ちを否定したり、自分の気持ちを隠したりするのではなく、お互いの考えを尊重して、2人の方向性を一致させるようにしましょう。
多くの問題があるため、話し合うことは簡単ではありませんが、どんな選択をするとしても、納得のいくまで話し合いをすることは不可欠です。
体調が悪かったり、何も考えられないということもあると思うので、そういう時は無理せず話し合いを進めるようにしてください。
②出産予定日の確認をする
産婦人科にいく際は、出産予定日の確認も欠かせません。
出産予定日がいつなのかをきちんと把握することで、今後の予定を立てる際、きちんと正しい計画を立てることができます。
また、現在何週目なのかを把握することで、彼女の体調をケアする際にも適切な行動を取ることが可能です。
検診スケジュールや入院のタイミングなど、彼女だけに任せるのではなく、自分もしっかり確認しておきましょう。
③子どもを育てる覚悟を持つ
2人で話し合いをした結果「子どもを産んで育てる」という決断をしたのであれば「子どもを育てる覚悟」を決めましょう。
よく「父親は母親よりも覚悟ができるのが遅い」と言われることがありますが、父親としての覚悟を早く決めることで、彼女の精神的な負担を軽減することができるかもしれません。
これらの「覚悟」を決め、生まれてくる子どもと彼女を幸せにする気持ちを強く持ってください。
④経済状況の確認と将来の計算
子どもを育てるということとなれば「経済状況の確認と将来の計算」もできるだけ細かくおこないましょう。
大学生であれば、まだ仕事にもついていないので、
など、きちんと話し合っておくことが大切です。
子どもを抱えている彼女が働くことは難しいので、男性のみの収入で生活がきちんと維持できるかを確認してください。
また、大学卒業を待たずに仕事に就く場合は、できるだけ早く正社員になり収入が安定するよう頑張りましょう。
⑤両親に状況を話に行く
話し合いをして、2人の方向性が決まったのであれば、両親に状況を話にいきましょう。
いきなり認めてもらえるのかどうかはわかりませんが、少しでも早く行き、誠意を見せてください。
最初は受け入れてもらえなくとも、孫となる子どもが生まれるとなれば、落ち着いた時に喜んでもらえる可能性は十分あります。
納得してもらえない場合は、何度も足を運び、誠実さをしっかりアピールしてください。
両親によっては子育てをサポートしてくれることもあるので、必ず今後の計画も含めて話をするようにしましょう。
⑥結婚する場合は準備に入る
子どもをきっかけに結婚を考えている場合、すぐに結婚の準備に入るのがオススメ。
なぜなら、
など、一般的に結婚に向けて行う流れを、一気に行う必要があるから。
彼女の体調や生まれてくる子どものことを考え、影響がないタイミングを見つけなければいけないので、できるだけ早く計画を立てるようにしましょう。
ちなみに、すでに妊娠をしていてこれから子育てを行う場合、育児のためにお金を貯蓄するカップルが多いため「結婚式は後で行う」というケースも少なくありません。
⑦妊娠中の彼女を気遣う
妊娠中は精神的に不安定になりやすく、体調がすぐれない日々が続く人も珍しくありません。
そのため、彼女がストレスを感じやすくなったり、情緒不安定になってしまうといった変化があるでしょう。
そして、個人差はありますが、5週目あたりから「つわり」が始まり、吐き気や頭痛、倦怠感などの症状が出てきます。
症状に対して、男性ができることは少ないですが、彼女のことを優先して気遣う気持ちを常に持つことは忘れないでください。
⑧味方でいることをきちんと伝える
大学生だった頃は、授業に出席して、友達と遊んでいた時間も妊娠してから作ることは難しいですよね。
妊娠中の彼女が、周囲がまだ遊んだりしていることをSNS等でみてしまうと、こうした友達とのギャップを感じて、孤独感を感じてしまうこともあるでしょう。
男性が仕事に行き、妊娠中の彼女が1人になってしまう時は、お腹の子どもと自分だけが残されたような気持ちになり、不安になってしまう人もたくさんいます。
そのため、彼氏であるあなたは彼女に対し「どんな時も味方でいる」ということをきちんと伝えてください。
言葉にすることで、一緒に頑張っている気持ちになることもあるので「わかっているはず」などとは考えずに、気持ちはきちんと伝えましょう。
⑨絶対に逃げない
残念ながら、彼女が妊娠したことから逃げてしまう男性は少なからずいます。
男性側には何らかの理由があるのかもしれませんが、妊娠した彼女から逃げることは到底許されることではありません。
不安な気持ちや、責任の全てを彼女が背負わなければいけないのは、重いものですし、何より大好きな彼氏から逃げられたという事実は、言葉にできないほど辛いです。
突然の妊娠で動揺してしまう人もいるかもしれませんが、逃げることは絶対にやめましょう。
⑩中絶に関しての確認
予定をしていなかった妊娠では「産まない」選択をするカップルも少なくありません。
現実的に子育ては「なんとかなるだろう」という気持ちでできるほど甘くなく、金銭的や体力的、精神的に大きな問題が生まれることもあるでしょう。
そのため、もし少しでも中絶を考えているのであれば、産婦人科で中絶ができる期間を確認してください。
決断が遅くなれば、彼女の身体への負担も大きくなるので、忘れないようにしましょう。
また、医者に中絶について確認をするときは、事前に彼女に相談をして、彼女が傷つくことは絶対に避けてください。
その他の選択肢として、産んだ後に施設に預けたり、養子に出すという選択をするカップルもいるようです。
大学生カップルが妊娠した時に考えるべき問題
大学生カップルが妊娠した場合、お互いが社会人のカップルとは異なる問題に直面することになります。
とはいえ、大学生で妊娠したカップルも、周囲にそう多くはないため、なかなか相談できずに問題を抱えてしまうケースもあるでしょう。
そこで、ここから「大学生カップルが妊娠した時に考えるべき問題」を5つ紹介します。
これから直面する問題をきちんと把握して、ぜひ問題について考えるきっかけにしてください!
①経済的問題
大学生カップルが妊娠をした時、最も考える事になるであろう問題が「経済的問題」
社会人カップルは安定した収入がありますが、大学生カップルには安定した収入源がありません。
とはいえ、出産や子育ては待ってくれませんし、将来のことを考えると経済的問題は解決しておきたいところ。
自治体の補助金やアルバイトでは間に合わないケースがほとんどなので、
など、事前にきちんと計算しておきましょう。
②大学をどうするのか
続いての大学生カップルが直面する問題は「大学をどうするのか」ということ。
選択肢として
の大きく分けると3つになると思います。
しかし、大学の休学制度や残りの在学年数によってベスト選択は異なるので、他の問題との兼ね合いを考えて決断するようにしましょう。
③両親は協力してくれるのか
これから子育てをしていくのであれば「両親が協力してくれるのかどうか」は重要なポイント。
協力してくれるということであれば、経済的な負担や精神的な負担をかなり減らすことも可能です。
働いている間に子どもをみてもらったり、子育てに必要な知識など、一度子育てを経験している両親から学べることは多いことでしょう。
また、出産前の彼女へのサポートは、男性がわからないことも多いので、彼女の母親がついていると心強いこと間違いなしです。
④親という存在になれるのか
大学生はあくまでも「学生」という存在なので、社会人としてまだまだ未熟ですよね。
そのため、大学生カップルの多くは、
という不安を抱えてしまうケースは珍しくありません。
今まで好きなことができていた時間は、子育ての時間となり、好きなように使っていたお金は、子どものための貯蓄に回りますよね。
親になってみないとわからない問題も多く、出産してからもたくさんの問題に直面することとなるでしょう。
⑤入籍のタイミング
実は、入籍の時期を
によって、子どもの手続きの内容が大きく変わってきます。
簡単に説明すると、出産後の入籍は、「認知」が必要になったり、出した書類の名義変更などをしなければならないので手続きに手間がかかります。
そして、出産後の負担が大きい時期に、役所に出向かなければならないので、彼女の更なる負担に繋がるでしょう。
また、出産前に入籍すると精神的な安定にも繋がるので、彼女のためにも入籍は出産前に行うのがベストだといえます。
相手のことを思いやり幸せになれる決断をしよう
大学生の彼女が妊娠した事実を知ったとき、将来への不安や驚きから動揺してしまうことでしょう。
しかし、不安な気持ちは彼女も同じように抱えています。
複雑な状況ではありますが、事実からは目を逸さずに向き合っていくことが大切です。
相手のことを思いやり、話し合いを重ねて幸せになれる決断をしましょう。
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