貿易実務検定C級の試験を受験しようと考えている人にとって、
などを気になっている人はたくさんいますよね。
正直、私も試験を申し込む前や試験までの期間は「独学で合格できるのかな?」という不安に思うこともありました。
そこで今回は「貿易実務検定C級の勉強時間」や「独学で合格するための勉強法」をテーマに解説していきます。
貿易実務検定C級には独学で合格できる!
などと考えている人にオススメしたいのが「貿易実務検定C級」という資格。
とはいえ、資格を取るとなると「そのためにスクールや通信講座などを受けるのが面倒」という人もいると思います。
しかし「貿易実務検定C級」という資格は、独学でも問題なく合格することが可能です。
実際、私も貿易業務に携わったことがない状態での受験でしたが、独学のみで取得することができました。
貿易実務検定C級の勉強時間は約120時間
貿易実務検定C級の受験を考えている人が気になるのが
ということですよね。
結論から言いますと、貿易業務に携わったことがない初心者の方だと「約120時間」だと言われています。
ちなみに試験まで3ヶ月あるのであれば、平日は1日1時間の勉強、休日は少し長めに勉強をすることで120時間に到達します。
貿易業務に携わっている人や輸出入の知識がある人は、この時間から大幅に短くなるので、1ヶ月程度でも合格することができるでしょう。
貿易実務検定では英語能力も問われる
貿易実務検定C級では「貿易英語」と呼ばれる、英語能力を問われる部分もあります。
英語が得意ではない人にとって、英語の試験はハードルが高く感じるかもしれませんが、使われる文法は中学英語レベルです。
もちろん、専門的な単語は試験対策として覚えなければなりませんが、長文読解や英作文といった内容ではありません。
そのため、TOEIC650点以上ある人であれば、そこまで対策に時間をかける必要はないので安心してください。
貿易実務検定C級に独学で合格するために必要な教材
と疑問に思うひともいるかもしれません。
しかし、私が実際に使った教材は下記の2冊です。
C級の過去問題集は、公式サイトのみでしか見つけることができなかったので、「日本貿易実務検定協会」の公式HPから購入しました。
たった2冊の教材、しかも1万円以下でも独学で合格することができます。
【5ステップ】独学で貿易実務検定C級に合格するための勉強法
それでは、ここから「独学で貿易実務検定C級に合格するための勉強法」をステップ形式で解説していきます。
【ステップ①】まず勉強時間を作ってテキストを1周する
貿易実務検定C級の取得に向けて、まずすべきことは「勉強時間を作ってテキストを1周する」こと。
社会人の方は、仕事があるため勉強する時間が限られてしまいますが、試験を独学で合格するためには、自分できちんと勉強時間を作らなければなりません。
そのため、最初は勉強の習慣化をするために、とにかくテキストを1周するところから始めてください。
ここでは習慣化と出てくる単語に触れることが大切なので、机に向かってガリガリと勉強するより、読書をするような感覚でテキストを読み進めましょう。
平日は1時間、休日は休憩しながら3時間程度使って貿易とはどういうことか知るところからスタートしましょう。
YouTubeで貿易実務検定C級に関連した動画をみる
そんな悩みを抱えている人は、YouTubeで貿易実務検定C級に関連した動画をみるのがオススメです。
YouTubeには、貿易実務検定C級の内容を解説した動画がいくつか公開されています。
テキストよりも動画の方が隙間時間で学べますし、初心者にとってはイメージしやすい点もあるので、通勤時間や昼休みなどは無料で学べる動画学習もいいかもしれません。
こちらのチャンネルは独学合格を目指す人におすすめなので、ぜひ一度観てみてください。
【ステップ②】わからないところをわかるまで読み込む
テキストを1周読み終えたら、次はわからないところをわかるまで繰り返し読み込みます。
わからないところは何度も復習し、
を行っていきましょう。
貿易実務検定C級の試験は選択式で、用語の意味を理解していれば解ける問題が多いので、テキストを繰り返しみて用語の暗記をしてください。
【ステップ③】英語が苦手な人は貿易英語を忘れずに
テキストを1周した時点で、貿易英語の部分を不安に感じた人は、英語の勉強も忘れないようにしましょう。
貿易実務検定C級は、貿易実務の得点だけで合格することはなく、2科目合計で160点以上を取る必要があります。
そのため、英語の点数が低すぎると合格することはできません。
そして貿易英語は
の大問3つで構成されており、どの大問でも「貿易実務ならではの英単語」を覚えることが重要となっています。
特に、英文和訳・英文解釈でも英単語の意味がわかっていれば、解ける問題も出てくるので英単語の暗記は必須です。
また、英単語はほとんど公式テキストから出題されるので、公式テキストに載っている用語集を活用して、貿易英語の対策をしていきましょう。
【ステップ④】ひたすら過去問を解く
テキストの内容が7割ほど理解できるようになったら、ひたすら過去問を解いていってください。
問題集(第10版)には、全部で8回分の試験が載っているので、これを最初から解きます。
そして解き終わった後の採点では、間違えたところには印をつけ、自分がどんな問題で間違えたのかを、後で見れるようにしておきましょう。
わからない問題があった場合は、該当する部分のテキストを復習し覚え直してください
【ステップ⑤】過去問で間違えたところを繰り返し解く
最後のステップとして、前のステップで印をつけた過去問で間違えたところを繰り返し解き、苦手な問題や取りこぼしが出そうなところを見直します。
苦手な問題は徹底的になくし、全体的に点数が取れるように復習していきます。
貿易実務検定C級は初心者でも完全独学で合格できる
貿易実務検定C級は、基本的な知識を問われる問題が出題されるので、貿易実務未経験の方でも独学で合格が可能です。
とはいえ、簡単な試験というわけではないので、勉強時間の確保や繰り返しの復習は必要となります。
この資格があれば、貿易関係の仕事に就きたい場合や社内で輸出入部門などを担当する際に必ず役に立つでしょう。
独学でもスケジュールを組み、コツコツと勉強をすることで十分合格が狙える資格なので、スキルアップしたい方はぜひ取得を目指してください!
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