幅広い人と効率よく出会えることから人気のマッチングアプリ。
今や若者の3人に1人が利用しているといわれ、その人気が衰える気配は全くありません。
そんな、マッチングアプリで出会った人とやりとりをしていると、アプリに元からついているメッセージ機能ではなく「LINEを交換してやり取りをしませんか」と提案されることがあると思います。
確かに、LINEのほうが普段の利用回数も多いので、やり取りはスムーズになりますが「抵抗がある」という人も少なくないでしょう。
そこで、今回は「マッチングアプリでのLINE交換は危険なのか」をテーマに
について徹底解説していきます。
「マッチングアプリでLINE交換を提案された」という人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
マッチングアプリでライン交換をする際の3つの危険性
マッチングアプリで出会った相手とやり取りを続けていくうちに、ラインを交換する流れになるのは、特別おかしいことではありません。
むしろ、ラインでやり取りをしていたほうが、相手からのメッセージも気づきやすいので、連絡が便利になるといえます。
しかし、マッチングアプリでラインを交換することはリスクがあることも事実。
ここから「マッチングアプリでライン交換をする際の3つの危険性」を紹介します。
【危険性①】ストーカー被害に遭う
1つ目のリスクは「ストーカー被害に遭う」ということ。
マッチングアプリで出会った相手と、今後付き合うかどうかはわかりませんよね。
会ってみたら印象が違っていたり、他に気が合う人が現れたり、メッセージのやりとりだけで終わることだって珍しくありません。
実際、ラインを交換した後にお断りの連絡をしたら、男性の態度がガラッと変わり、ストーカーまがいなことをされたという話も。
ラインだと、アプリ内での通報のようなことはできないですし、複数のアカウントで連絡をしてくる危険性もあります。
【危険性②】業者に情報が出回ってしまう
続いての危険性は「業者に情報が出回ってしまう」こと。
マッチングアプリの中には、純粋に出会いを探している人だけでなく、業者と呼ばれる勧誘や個人情報を集めている人もいます。(もちろん運営は対策をしていますが、あの手この手ですり抜けてきてしまうことも)
つまり、ラインの交換をしてしまうと業者にあなたのラインIDが知られてしまい
などをされるリスクも考えられるでしょう。
「自然なやり取りをしていたのに、実は業者だった」というケースもよくあり、手口も巧妙になっているのが現状です。
【危険性③】ネット上にLINE IDが流出する
ラインを交換するとなると
という流れをとる人も多いですよね。
しかし、LINE IDを教えるということは、その情報がネット上に流出することも考えられます。
ネット上に流出してしまうと、知らない人から勝手に友達追加をされて、連絡がきてしまうという非常に面倒なことになりかねません。
また、一度ネットに公開された情報は、完全に消すことが難しいので、アカウントの変更をせざる負えない状況になるでしょう。
マッチングアプリでライン交換をするメリット
ここまで「マッチングアプリでライン交換をする危険性」を紹介してきましたが、ライン交換をすること得られるメリットも存在します。
ここから「マッチングアプリでライン交換をするメリット」を5つ紹介していくので、メリットも知りたいという人は、一緒にチェックしていきましょう。
【メリット①】距離が縮まる
1つ目のメリットは「距離が縮まる」です。
マッチングアプリで出会った相手とは、実際に会うまでインターネット上の繋がりでしかありません。
しかし、日常でもよく使う「ライン」という連絡手段に変更することで、相手をより身近に感じることができ、2人の心の距離が縮まることがあります。
ネット上の繋がりだけだと、なかなか心の距離を縮めるのは難しいですが、ラインを使うことで一気に仲良くなれたというケースも少なくありません。
【メリット②】既読がわかる
使っているアプリにもよりますが、マッチングアプリのメッセージ機能は、相手が既読したかどうかわからないケースが多いです。
そのため、自分の送ったメッセージが読まれたのかどうかを確認することができません。
一方、ラインは既読機能がついているので、相手がメッセージを確認しているのかどうかが簡単にわかります。
「自分のメッセージが確認できているのかな」などと気になってしまう人にとって、既読があるのはメリットだといえるでしょう。
【メリット③】電話で相手の雰囲気がわかる
マッチングアプリで知り合った相手は、メッセージや写真でしか相手のことを知ることができないので、雰囲気を知りたくても限界があるでしょう。
ラインを交換すると気軽に通話ができるようになり、電話で相手の雰囲気を事前に知ることが可能になります。
会った時のギャップを埋めることもできるので、デートもスムーズに楽しめるかもしれません。
【メリット④】気軽に連絡が取れるようになる
ラインを交換するとより「気軽に連絡が取れるようになる」というのもメリットです。
今やラインで誰かと連絡をとることは当たり前になっており「ラインを開かない日はない」という人が多いのではないでしょうか。
そのため、暇な時しかマッチングアプリを見ない人とでもスムーズに連絡を取ることができます。
メッセージの確認もしやすく、自然とやり取りの回数も増えるので、関係性も発展させやすくなるでしょう。
【メリット⑤】サクラでないことを証明できる
マッチングアプリを利用している中で、気になるのがサクラの存在。
サクラとはユーザーを集め、有料登録を促すためにいる架空のユーザーのことです。
基本的にサクラは、課金してもらうことが目的のため、アプリ内でのやり取りにこだわります。
つまり、ラインの交換をするということは、自分がサクラでないことを証明することに繋がるでしょう。
お互いがサクラではないことを確認し、やり取りができるのはメリットだといえます。
マッチングアプリでライン交換のリスクを減らす5つのポイント
ここまでで述べてきた通り、マッチングアプリでライン交換をすることは
の両方が存在します。
そして関係性を深めていく段階では、ライン交換をするケースが多いことも事実です。
とはいえ、一歩間違えれば、大変なことになりかねないライン交換。
そこでここからは「マッチングアプリでライン交換のリスクを減らすポイント」を5つ紹介していきます。
ライン交換を提案された際、気をつけるべきポイントとして、ぜひ参考にしてください!
【ポイント①】会ってからラインを交換する
1つ目のポイントは「会ってからラインを交換する」です。
実際に会ってから相手への印象でラインの交換をするかどうかを決めることで、トラブルに巻き込まれるリスクをできるだけ減らすことができます。
やり取りをしている途中、相手からラインの交換を提案されるかもしれませんが、
ときちんと伝えれば、ほとんどの場合相手は受け入れてくれます。
ラインを聞いてくれた気持ちにはしっかりお礼を伝えつつ「真剣に出会いを探しているからこそラインの交換は会ってからにしたい」と考えていることをアピールしましょう。
【ポイント②】自分からLINE IDは教えない
2つ目のポイントは「自分からLINE IDは教えない」こと。
たとえ、ラインの交換をしなければならないとしても、自分のLINE IDを教えて友達追加してもらうのではなく、相手のIDを教えてもらうように心がけましょう。
こうすることで、ネット上にLINE IDを流出される可能性を防ぐことが可能です。
また「LINE ID回収業者」と呼ばれる、LINE IDを集めている業者にも情報が漏れるリスクを回避できます。
QRコードでの交換を促す
相手から先に教えてほしいと伝えても、IDが検索できないようになっている等の理由で断られることは珍しくありません。
そんな時はQRコードでのライン交換を提案してみましょう。
QRコードのスクリーンショットを送って貰い、画像を読み込めば簡単に追加することができます。
QRコードのやり取りでも、基本的に相手から送ってもらうのは、忘れないようにしてください!
【ポイント③】相手のLINE IDをインターネットで検索する
ラインで友達追加をする前に「相手のLINE IDをインターネットで検索する」ことも忘れないようにしましょう。
相手からラインを教えてくれたからといって安心するのはまだ早いです。
そのラインアカウントが捨て垢である可能性も十分ありますし、検索したら業者であるという情報が出てくるかもしれません。
「そこまでしなくても…」と思うかもしれませんが、気をつけるに越したことはないので、十分に調べてください。
【ポイント④】登録名をニックネームにしておく
本名を知られてしまうと、過去の経歴や住んでいる地域など、個人情報が知られてしまう可能性が一気に高くなります。
自分はSNSの投稿などを気をつけていても、友人の過去の投稿などから、何かしらの情報がわかってしまうことも。
ストーカーまがいなことをされないためにも、できるだけラインの登録名はニックネームもしくは下の名前にしておきましょう。
本名を教えるのは、デートでいい印象を抱いた相手のみでも、恋人作りには全く支障はありません。
【ポイント⑤】個人情報はできるだけ伝えない
ラインを交換するタイミングで様々なことを聞かれる可能性がありますが、個人情報はできるだけ伝えないようにしてください。
などを教えてしまうと、交際をお断りした後に付きまとわれるリスクがあります。
また、業者の場合は詐欺や勧誘をしやすくするために個人情報を集めているので、こうしたトラブルにも巻き込まれないよう注意が必要です。
ライン交換をしただけの相手に、むやみに個人情報を渡すのはデメリットしかありません。
業者や危険な人とライン交換をした時の対処法
マッチングアプリの利用者の中には、このようにすでに業者や危険な人物とラインの交換をしてしまったという人もいますよね。
ここからは、そんな人のために「業者や危険な人とライン交換をした時の対処法」を3つ紹介していきます。
ラインの交換前まで時間を戻すことはできませんが、今回紹介する対処法をとってできる限りの対策をしていきましょう。
【対処法①】相手をブロックする
1つ目の対処法は「相手をブロックする」
ラインを交換した後、業者や危険な人物だとわかったら、すぐに相手をブロックして相手からの連絡手段を断ちましょう。
「無視すればいいや」と思うかもしれませんが、中には突然電話をしてくる可能性もあるので、ブロックして遠ざけるのがオススメ。
電話番号なども教えてしまった場合は、ブロックと同様に着信拒否の設定も忘れないようにしてください。
【対処法②】LINE ID検索機能をオフにする
ブロックした後、次にやるべきことは「LINE ID検索機能をオフにする」こと。
ライン交換の際、LINE IDを教えて交換をした人もきっといますよね。
もし、相手に自分のLINE IDを教えている場合は、すぐに検索機能をオフにしたほうがいいでしょう。
検索機能をオフにすると、知り合いとのライン交換でLINE IDが使えなくなりますが、QRコードで代用することができるので問題ありません。
【対処法③】マッチングアプリの運営に通報する
相手が業者や危険な人物だとわかった場合は、マッチングアプリの運営への通報も忘れないようにしましょう。
運営会社は業者などのユーザーが入り込まないよう、日々対策をしてくれていますが、100%防ぐことができるわけではありません。
出会いを求める人が使える安全なアプリにするためにも、めんどくさがらずにきちんと通報することが大切です。
ライン交換のリスクをきちんと理解して安全にマッチングアプリを使おう
マッチングアプリでラインを聞かれたからといって、その相手が必ず危ないというわけではありません。
しかし、今回の記事でも述べた通り、ライン交換によって危険な目に遭うことも十分考えられます。
ライン交換のリスクをきちんと把握し、相手をしっかり見極めることができてから、交換することを心がけましょう。
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