社会人になって5年ほど経つと、周囲でも結婚し始める人が増えてくるのではないでしょうか?
また、結婚なんてまだ早いと考えている男性でも、彼女がいると意識せざる得ない人も中にはいますよね。
しかし、実際に結婚を考えると必ず出てくるのが「お金の問題」
20代のうちは年収がそこまで高くはないでしょうし、貯金も十分にあるという男性はかなり少ないでしょう。
そこで今回は「結婚時の男性の貯金額」について、結婚にかかる費用と共に解説していきたいと思います。
それでは実際、多くの男性は結婚をする際、どのくらい貯金をしているのかを確認していきましょう!
【男性版】結婚前に必要な貯金額はいくら?
みなさん、結婚前に必要な貯金額がいくらかご存知でしょうか?
結婚をしようと思うと、なんだかんだお金のことは気になりますよね。
「愛があればなんとかなる」という人もいるかも知れませんが、貯金が全くない状態ではやっぱり不安だと思います。
また、新生活をスムーズに送りたいのならば、ある程度まとまったお金が必要です。
ここで以下に「結婚前の男性はいくら貯金があったのか」を調査するアンケートを記載したので、見ていきましょう。
【アンケート】結婚前の貯金額は100万円以下が多数
男性の貯金額
- 1位:100万円未満(31%)
- 2位:200万円以上300万円未満(13%)
- 3位:100万円以上200万円未満(12%)
- 4位:300万円以上400万円未満(9%)
- 5位:500万円以上600万円未満(5%)
※未回答を除く
女性の貯金額
- 1位:100万円未満(30%)
- 2位:100万円以上200万円未満(21%)
- 3位:300万円以上400万円未満(10%)
- 4位:200万円以上300万円未満(9%)
- 5位:400万円以上500万円未満(7%)
※未回答を除く
アンケートを見ていくと、結婚時の貯金額は男女共に「100万円未満」であることがわかりました。
ある程度のお金が貯まってから結婚を決意するのかと思いきや、多くの人が貯金100万円未満で結婚しているのは驚きですね。
100万円というのは1つの目安になると思いますが、近年は税金や家賃などの固定費が値上がりしているため、20代の可処分所得(自由に使えるお金)が低いため、あまり貯金ができていないというのが現実のようです。
結婚前の男性にとって貯金は想像以上に大変
ある程度の貯金があることで、経済力の証明にもなり、プロポーズの成功率も上がりますが、結婚前の男性にとって貯金は想像以上に大変です。
上記でも述べた通り、近年は可処分所得が低いため「貯金がない」という男性も少なくありません。
また「デート代も多く負担している」という男性が多いので、より貯金が困難になっているのが現実でしょう。
結婚前には2人で節約!先輩夫婦が実践した貯金を作る方法
アンケート結果から、実際結婚前に十分な貯金があるカップルは、多数派ではないことがわかりました。
しかし、周りが貯金をしていないからといって、貯金をしないでいい訳ではありません。
ここからは、結婚前に2人でできる「先輩夫婦が実践した節約術」を紹介します!
【節約術①】デート用の財布を作る
カップルの節約術として多く挙げられるのが、デート用の財布を作ること。
これは毎月デート代として、共通の財布に決まったお金を入れ、その財布の中のお金でデートをするというもの。
これをすると、デートにおける想定外の出費が減り、使いすぎた場合に「お金を使うデートを控えよう」という意識が生まれるため、節約につながります。
どちらかがデート代を負担するという状態も防ぐことができるので、公平性が保たれるという点もメリットです。
【節約術②】毎月一定額の貯金
次に多いのが「毎月一定額の貯金」をあらかじめ決めておくというもの。
毎月お給料をもらっていても、洋服代や交際費で気づかない内にお金がなくなっていると言う人もたくさんいますよね。
そんな人は、カップルであらかじめ毎月一定額の貯金を決めておくことで、自然と貯金ができるようになります。
2人の口座を作成し、毎月そこに一定のお金を入金していけば、時間と共にどんどんお金が溜まっていくでしょう。
【節約術③】固定費・浪費の見直し
結婚資金をためていくならば、貯金をしていくのも大切ですが、固定費や普段の生活費、浪費の見直しも必要です。
最近は携帯代もキャリアではなく、格安SIMを利用することで毎月の携帯代が大きく変わりますし、保険や使っていないサブスクを解約することで固定費を大幅に下げることができます。
また、コンビニなどでの浪費癖がある人は、自分のお金の使い方を見直すだけで、貯金ができるようになるでしょう。
結婚にかかる費用は約500万円!内訳の詳細を徹底解説
一般的に婚約から新婚旅行まで、結婚にかかる費用は「約500万円」であると言われています。
もちろんこれは平均なので、費用を抑えることはできますが、具体的にどこにお金がかかるのか気になっている人も多いですよね。
そんな人に向けて、ここからは、結婚にかかる費用の内訳を徹底解説していきます。
婚約・結婚指輪
男性がプロポーズの際に購入することの多い婚約指輪。
結婚する際に婚約指輪を購入する人は非常に多く、平均費用はなんと35万円以上です。
また、婚約指輪とは別に夫婦でつける結婚指輪の費用は2人合計で約25万円となっています。
結婚指輪が2つの値段に対して、婚約指輪が1つの値段だと考えると、やはり婚約指輪は一生に一度の記念なので、高額な費用をかける人が多い傾向にあります。
結納
プロポーズが成功し、お互いの両親に婚約の挨拶を済ませたら、両家が顔を合わせる結納が行われます。
最近では、結納は行わないで「両家の食事会」という形で、顔合わせを行うことも増えてきています。
結納を行う場合にかかる費用を以下にまとめたので、ご覧ください。
項目 | 費用(概算平均) |
---|---|
結納式 | 23万 |
結納金 | 93万 |
結納品 | 18万 |
結納返し(現金) | 39万 |
結納返し(品物) | 21万 |
両家顔合わせの食事 | 7万 |
結納を行うと100万円近くかかることも少なくないです。
両家顔合わせのの食事会であれば、10万円以内に収まるでしょう。
結婚式
婚約から新婚旅行までで一番費用がかかるのが「結婚式」
しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、以前のように結婚式を盛大にやるカップルはいないため、今後結婚式にかかる費用は少なくなると思います。
そのため、参考になるかわかりませんが、これまでの結婚式の平均費用はなんと約354万円。
中でも一番費用がかかるのが料理で、平均120万円という結果でした。
ご祝儀もあるので、カップルの自己負担額は平均150万円程度というのが、コロナ以前の結婚式にかかる費用です。
新婚旅行
結婚式のあとは、ハネムーンを楽しみにしている楽しみにしているカップルも多いことでしょう。
新婚旅行にかかる費用は約60万円で、
人気の行き先は
- ヨーロッパ
- ハワイ
- ニューヨーク
- 沖縄
などが人気です。
こちらも新型コロナウイルスの影響で、今後数年は、海外ハネムーンは行きづらくなるかもしれません。
結婚生活費
ここまでで紹介したものは、あくまでも平均ではありますが、婚約から新婚旅行までたくさんの費用がかかることが理解できたと思います。
しかし、忘れてはいけないのが結婚生活に掛かる費用。
今まで、別々に住んでいて新しく結婚生活をスタートさせる場合、初期費用として100万円近くのお金が掛かるでしょう。
家賃や家具などを新しくするカップルも多く、引っ越し費用も掛かるのでその後の生活が苦しくならないよう、計画を立てることが大切です。
貯金が足りなくても結婚はできる!不足分の補填方法3つ
上記で紹介した通り、結婚には多額の費用がかかります。
費用の高額さに驚いた男性も少なくないですよね。
貯金を準備していない男性にとっては、予算オーバーしてしまうかもしれません。
とはいえ一生に一度の結婚式。
多少費用がかかっても、後悔しないような形でやりたいという気持ちもわかります。
そこで、貯金が足りなくてもできる!結婚費用の不足分の補填方法3つを紹介していきます!
貯金がないけど結婚したいと考えている男性はぜひチェックしてみてください!
結婚式や結納の費用を抑える
結婚式や結納はこだわればこだわるほど、費用がかかります。
つまり、あらかじめ自分たちで優先順位や譲れないものを決めなければ、費用は膨大なものとなるでしょう。
優先順位や譲れないものを決めておくことで、貯金が足りなくても満足のいく結婚式をあげることが可能です。
結婚式は様々なプランが用意されているため、自分たちに必要なプランをきちんと選ぶことで、無駄な出費を抑えることができるでしょう。
また最近は、コロナの影響もあり、結納を省略したり、結婚式を家族のみで行うカップルも増加傾向にあります。
親からの資金援助
ある企業の調査によると、75%以上のカップルが結婚費用として親から資金援助を受けたことがあるということがわかりました。
また、こちらの金額につきましては平均190万円以上という結果が出ています。
約200万円の資金援助があると考えると、貯金が不足しているカップルにはかなり大きい援助となるでしょう。
両親のみならず祖父母からも資金援助を受けたカップルも少なくありません。
海外挙式で新婚旅行とまとめる
近年、結婚費用を少しでも抑える効果があるとして人気だったのが、海外で式をあげてそのまま新婚旅行をしてしまう方法です。
日本国内で結婚式をすると、たくさんの人を招待しなければならないという人もいるでしょう。
しかし、海外で結婚式を挙げれば、場所が遠いので、親族や親しい人のみで式を挙げることができる上に、そのまま新婚旅行も楽しめます。
費用を抑えながら素敵な思い出が作れると評判のプランです。
男女問わず結婚時は貯金がない人が多い!自分のペースで少しずつ貯金しよう
いかがでしたか?
男性も女性も結婚時の貯金「100万円未満」が多いのは意外でしたね。
とはいえ、今回の記事で述べた通り、結婚には約500万円ほどの費用がかかるのも事実。
結婚時のイベントを終えたあと、幸せな結婚生活を送るためにも、貯金はある程度必要となってきます。
20代のうちは、なかなか貯金が難しいですが、将来のことを考え、少しずつでも貯金をする習慣を作ることがオススメです。
「貯金がない」という人は、まず最初の目安として「100万円の貯金」を目指してはいかがでしょうか?
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